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No 2
Date 2007・11・26・Mon
失踪状況11月27日 9:15
いつものように妹とふたりで散歩用のリードを持って外に出た。 毎日だいたい夜9時前後に散歩に出掛けるので、シンノスケのそれを感じでソワソワしている気配が2階の部屋にいる私にも伝わっていた。 駐車場の奥の犬小屋から出たり入ったりを繰り返している音が聞こえていた。 駐車場に入りシンノスケを探す。 少し時間が遅れた時は待てずに駐車場まで出てきていることが多いのに、その日は駐車場には姿が見えなかった。 不思議に思い名前を呼んでみる。 反応はない。 歳をとって耳が遠くなったのか、最近は呼びかけても反応をしないことが多い。 諦めて犬小屋へと向かう。 犬小屋の前に転がっているリードを見つけたのは妹だった。 リードは切れていない。 ハーネスからキレイにリードの金具が外れていたのだ。 少し古くなったリードだったからなにかの拍子で金具が外れたのか、或いは故意的に外されたのか? 脱走したことがなかったわけではなかった。 その都度発見し、もしくは自力でもどっていたシンノスケ。 家族は楽観視していた。 心のどこかできっとまた戻ってくるだろう、そう思っていた。 私はイヤな予感を覚えていた。 ここ一年で急速に進んだ白内障のせいで夜はほとんど目が見えていなかった。 電柱にぶつかる、急に照らされた車のライトに立ちすくむ、小さな段差から降りることができなくなる。 もし次に逃げ出すようなことがあれば、帰ってくることができなくなるかも知れない──私はそう思い、1ヶ月前に迷子札を買って取り付けていた。 家族に知らせ車に乗り込む。 手分けしていつもの散歩コースを捜した。 思いつく限りの場所を走った。 シンノスケは見つからなかった。 母が朝の4時まで待っていても、シンノスケは帰ってこなかった。 |
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| あ の 子 を さ が し て。 |
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